県内の住民グループが各地で実践している運動方法を体験する「健康づくり・運動指導実践一般公開講座」が１０日、上田市上田原の上田創造館で開かれた。「いろんな運動を共有して、日々の活動の参考にしてほしい」と、ＮＰＯ法人日本健康運動指導士会（東京）の県支部が企画。工夫を凝らした健康体操のコンテストなどがあり、市内外の１４０人ほどが汗を流した。
審査員や来場者が点数を付けて評価するコンテストには佐久穂町、麻績村などの６グループが登場し、自分たちで考案した運動を音楽に合わせて披露。伊那市のグループは年代を問わず人気のある漫画「サザエさん」のアニメ主題歌に合わせて手や足を大きく動かした。東御市のグループは「パドル」というスプーンのような形をした長さ６０センチほどの棒を使い、全身の筋肉を伸ばす運動などをした。
参加者は舞台発表を見ながら、動きをまねて体を動かした。佐久穂町大日向の主婦由井初代さん（６５）は「実践できそうな運動がたくさんあった。さっそく取り入れていきたい」と話していた。
公開講座は２００８年から年１回、県内各地で開催している。
（提供：信濃毎日新聞）
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続く…。
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