2012年7月9日月曜日

胸打たれる雨傘! (神州の泉)

胸打たれる雨傘! (神州の泉) 



大飯原発前で機動隊に「傘を差し出す女性」の姿は衝撃的です (民間人です) 
 


       池田 恵さんのフォトアルバム


大飯原発前で機動隊に「傘を差し出す女性」の姿は衝撃的です

http://blog.goo.ne.jp/chipndale97/e/692f7da5f7d542e421595ecebce77ed0

2012年07月05日 民間人です


こういう行動は私にはホトンド絶対に不可能な領域(だから私は偉くなれない) 大飯原発前で「機動隊に傘を差し出す女性」の写真です。

http://www.facebook.com/photo.php?fbid=317167075042178&set=a.317167021708850.73115.100002466637566&type=1&theater

こういう人を圧倒的にリスペクトだね。それにしても機動隊のアンチャン達。ここまで優しくされてそれでもこの女性を弾圧し逮捕するのかな~ わずかばかりのカネで魂を売りコイツラ何が楽しくて生きているのだろう。


池田 恵
今日、一番心に残った光景。このときはかなり雨が激しく​て、再稼動反対を訴え続ける女性たちが、機動隊の人が雨​にぬれないように傘を差し出している。
私たちはこの人たちと戦いたいわけではなくて、この人た​ちも含め、みんなの未来のために伝えたいことがあってこ​こにいるんだと思った。

ー 場所: 関西電力 大飯発電所



胸打たれる雨傘! (神州の泉) 

 此方より抜粋
http://www.asyura2.com/12/senkyo132/msg/683.html

この写真は、大飯原発再稼働に反対するデモ集団に参加した一人の女性が、同じように雨に濡れて立っている若い機動隊員に傘を差しだしている光景である。神州の泉は政治的な言葉を発する以前に、この光景を見て、唖然とする思いである種の強い感動に包まれている。これは、原発再稼働を強行しようとする体制側と、それに反対する住民側が対立する最前線で起きたできごとである。政治的に言うなら、傘を差し出している女性と機動隊員は不倶戴天の敵同士である。  だが、雨に濡れている機動隊員に、そっと傘を掲げる女性の心根を慮(おもんぱか)れば、そこには敵に対する憎しみの感情はなく、住民を弾圧する側に属する人間も、日本人として同じ家族同士の国民の一人であり、原発問題は、体制側、国民側の隔たりもなく、一様に日本人全体の深刻な問題であるという、言わば根源的な部分における問題意識がよく見える。その意味で、この女性のささやかな人間的行為は、実に深い説得力を持って胸に迫ってくる。
 機動隊員にも妻もいれば子供もいて、父母もいる。皆大事な家族がいて、大事な友人知己がいるのである。その意味で、同じ日本人同士が敵対し合わなければならぬ原発再稼働問題は深刻である。機動隊員は秩序維持のために、場合によっては職務として、敢然としてデモ隊を鎮圧しなければならない。しかし、本気の憎しみを持ってこの行動を行う隊員が何人いるのだろうか。神州の泉は主に女性が原発問題に対して、強い危機感で臨んでいるのは、子供を産み育てる生物学的本能が強く働いているからだと考えている。この感覚は政治性をはるかに超える種族本能的な領域から出ている。それほど原発問題は深刻なのである。
 原発再稼働問題は、突き詰めて言えば、これは政治問題と言うよりも、もっと根源的である。それは人類や生物、環境が、まともな状態で存続できるかどうかを問いかける問題である。もっと言えば、われわれの未来がかかっている問題である。その意味で、この女性が示したささやかな行為は、反原発運動における真の方向性をはっきりと暗示している。



自分に出来る事とは何だろう? 心におさめるいち日